2009年03月26日

自力救済ってなんだ

自力救済(じりょくきゅうさい)(英:self-help)(独:Selbsthilfe)とは民事法の概念で、何らかの権利を侵害された者が、司法手続によらず実力をもって権利回復をはたすことをいう。刑事法の自救行為(じきゅうこうい)、国際法の自助・復仇がこれに該当する。これを規定した条文はないが、現代の民事法では例外を除き禁止されている。マンションなど不動産の賃貸借において言及される例が多い。

たとえば、自転車が盗まれて犯人と自転車の所在が分かっているとき、この自転車を奪い返す行為は自力救済にあたり罰せられる。こうした自力救済を容認すると、力が正義ということになり、実力行使を請け負う私的機関がはびこって社会秩序の維持が難しくなるためである。近代化にともない、権利のあるなしの判断や執行は裁判所によってなされるべきとされ、私人の介入を排した。

司法制度が不十分な近代以前には、侵害された権利を回復するために実力に訴えざるをえなかった(たとえば、古ゲルマン法のフェーデ)。しかし自力救済は裁判所による煩雑な手続きよりも迅速に問題を解決させることができる側面も有している。そこで現代の法にあっては、例外規定を設けつつ自力救済を禁止する傾向が一般的である。その例外の広さはまちまちで、コモン・ロー系の民事法では自力救済の制限は緩やかで、国際法上は厳しく運用される。

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日本法の歴史では、武家法における仇討ちは自身の尊属および主人の敵を討つ場合にのみ認められ(公事方御定書により規定される)、仇討ちの際にはしかるべき届け出が必要とされた。ただし、近世以前においては自力救済は武士以外の階級にも広範に認められていたと考えられている[2]が、戦国大名の分国法に多く見出される喧嘩両成敗法がこのような私的刑罰権を制限していったと考えられている。また江戸時代の身分制社会では無礼討ち(幕末の生麦事件を参照)が存在し、1742年の公事方御定書においても成文として取り込まれている。これはむしろ近世以後に一般化し、18世紀以降不文律として定着していったようである。明治政府においては1868年の仮刑律では尊属を殺害した者に対する復讐は罰しないこととし、官に届け出さえすれば復讐は可能であった。しかし1873年には太政官布告により復讐は禁止させられ(この年の2月に「仇討禁止令」)、以後私的刑罰権は否定され、公刑主義が貫かれている。(ウィキペディアより引用)
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自力救済したくなる気持ちはわかりますが、なかなか難しい問題をはらんでますよね。

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